展示会「魔法の美術館 ひかりのたまてばこ」を見てきた

魔法の美術館 ひかりのたまてばこ 川崎市民ミュージアム
見てきました。撮影OKとのことで写真も。

光であそぶ

スクリーンでできた巨大な提灯にビー玉が入っています。ビー玉は一か所に溜まっているけれど、下からパンチで叩くとビー玉が全体に飛び散ってカラフルな光がころがるしくみ。けっこう力がいるようで、子供が頑張ってジャンプしてました。
今回デジタル作品とアナログ作品の2種類に分けられるのですが、アナログと照明の組み合わせはこれが唯一。光+布+ビー玉というシンプルな素材で新しいものが作れるのはすごいなあと思いました。

音めがね


一見真っ白なスクリーン。虫眼鏡をあてるとそこに絵が。映像は流れる音楽に合わせて動いてます。
覗く場所によって絵は点だったり波形だったり。

Lifelog_シャンデリア、Lifelog_mobile


Lifelog_シャンデリアは羽根で作られたモビール。上からつりさげられていてゆっくり回ってます。本体もよいけど影もきれい。
Lifelog_mobileは釣り具なしで空中に浮いている作品。下から吹き上げる風と回転で重心を取ってるんだそうです。不思議。

レイヨ=グラフィー


普通の照明と逆、影になった部分をセンサが感知して、LEDが赤く光るというもの。逆転の発想。
赤以外や複数色になると印象変わりそうです。

Lake Awareness


連結した電飾。手を近づけると音と光(明るくなる)がさざ波のように広がって、しばらくすると消えていく。
一度に大勢が触るとわかりにくくなってしまうのですが(当日混んでた)、任意の複数個所から光りだして混ざっていくのをみていると、クリスマス電飾の定期的な明滅とはまた違う面白さがあるなと思いました。

Splash Display


フィールドの中に的が表示されて、それにキューブを投げ入れる的当てゲームだったようです。…子供たちに大人気で近づけず、後ろから見るだけに。
画像は的当てがヒットした時の様子。発泡スチロール粒の噴水が色とりどりに照らされているのですが、材料が分かっていてもそうとは見えない、SF的な雰囲気。

Immersive Shadow


影を動かすとボールがぶつかって跳ねていくデジタル作品。キネクトみたいなセンサーバーが置いてあったので、画像処理とか赤外線深度センサとかそのへん?かなと推測。上手い人がXNAで移植しそうな

まとめ

正月休みに見に行ったせいか子供連れの親子が多く、館内はそうとうにぎやかでした。ただ、自分が動く必要のある作品が多いので、人にまぎれて楽しめてしまうのはそれはそれで利点でした。ちびっこは動きが大きいので、それを見てるだけでもまた面白かったです。またデジタル作品も多くあり、理系心も満足でした。
もう終了してしまいましたが、人の少ない時にじっくり検証観察もしてみたかったです。