カワスイに行ってきた感想
カワスイに行ってきた。
とっても満足度が高かったのでおススメしたい。
展示の種類が豊富
展示は地域ごとに分けられていて、多摩川、オセアニア・アジア、アフリカ、南アメリカ、アマゾンの5エリアがある。
多摩川ゾーンではフナ、コイなど身近な魚がいる。熱帯地域のゾーンには熱帯魚のような可愛らしい魚もいる。アフリカ、アマゾンのゾーンにはアロワナ、ピラルク、ピラニア、ナマズ系など大きめのちょっとごつい魚が登場。デンキウナギなどの図鑑でおなじみの魚もいた。
綺麗な熱帯魚の水槽をじっと見ている人も居たし、肉食の怖い魚にはしゃいでいる子供も見かけた。
興味は人それぞれだろうけど、綺麗な魚を見たい人、面白い生物を見たい人、魚図鑑が好きな人、全面的に対応できそうだと思った。
展示の演出が良い
2021年開設の新しい施設だけあって、最新のデザイン、設備が整っている。
レストランやホールにある水槽の様におしゃれな感じで「単に魚を入れただけの水槽」にならないように工夫されていた。
壁の模様に合わせる形でプロジェクションマッピングが投影されている。「あ、蝶が止まってるな」など展示エリア以外にも発見がある。
他にも、水槽の背景にもかなり大型の映像を投影していたり、水槽の中の木や石も一つ一つ木やコケなどの配置がされていた。
動物もいる
イグアナ、鳥、カエル、カメ、アルマジロ、カピバラなど。図鑑の定番動物たちがそろっている。 カピバラは餌エリアが部屋の手前にあり、ちょうどくつろいでいるところを近くで見ることができた。
イベントが良い
1日に2~3回くらい飼育員のイベント(餌やり、解説など)がある。展示水槽を使って行うので、間近で動く魚・動物を見ることができる。普段のんびり泳いでるだけのお魚が、餌に向かう時はどんな動きをするか、なかなか面白い。
営業時間内に餌やりや水槽メンテを行っているので、グルグル見て回っていると何かしら「いつもと違うもの」が見られる。ケースの掃除で、枝からカメレオンを取り外す場面に遭遇したり、餌やりの飼育員さんのところに人が集まってしまい、そこで臨時に解説イベントが始まったり。
バックヤードツアーが良い
順路に一部設備紹介があるが、バックヤードツアーでさらに奥まで見ることができる(40分)。飼育員さんの案内、解説付きで、調理場や、休養中の魚の水槽などを説明付きで回ることができる。 水族館の裏側を見られるという社会科見学的な面白さもあるし、単純に「なんかすごい配管やポンプある、こんな設備があるんだ、すごい」と珍しがるだけでも楽しい。このビル、外観は普通のビルで、水族館のすぐ下の階は普通のショップ、隣は大型のヨドバシカメラ。そんな普通の駅前に特別な設備があるというのが意外で面白い。 商業ビルに水族館を設置するのは日本初だそうで、そのあたりの工夫も色々説明してくれた。エレベータに入らない大きなものは階段で運んだそうな(ビルの9階)。 奥に行って、アマゾンゾーン(2階分の吹き抜け)を上から眺めることができるのも良かった。
バックヤードツアーは別料金800円になるが、少人数(定員8名)でたっぷり40分ほどの生解説ツアーなので満足度は高かった。
立地が良い
駅から徒歩3分。特に予定を立てなくても見に行くことができる。大規模ではないのですきま時間に見に行っても大丈夫。時間が余っても他の店舗がある。フードコート、ヨドバシカメラ、ゲームセンター、ショッピング、スーパーマーケット。家族連れで誰かが飽きてしまっても、他の所へ転換できそうだと思った。
当日のチケット(もしくは年間パスポートを見せると)ルフロン内で割引などのサービスが受けられる。フードコート10%引き、ショッピング5%引きなど。場合によっては年パスで割引受けるだけでもお得かもしれない。 【9/1 時点 情報更新】LeFRONT内 カワスイ来館特典について | カワスイ 川崎水族館
価格がお手頃
今だとWebチケット割引があるので、映画とほぼ同額で見に行ける。電車乗換の寄り道でちょっと見に行っても回り切れるサイズなので、無駄にならない。再入場も可能。
弱点?
普通のビルの中にあるので、入り口が目立たないことだろうか。
まとめ
すぐに見終わってしまうかと思っていたが、水槽内にも水槽外にもいろいろな要素が詰め込まれていて見飽きず、かなり長居してしまった。行きやすい場所で、イベントや企画も多いので、リピートにも適している。
コロナで色々大変かもしれないけど頑張ってほしい。